◆厩舎としてサマー2000シリーズ連勝へ
アルナシームに橋口師が好感触(12日・赤木)
先週福島の七夕賞を
セイウンハーデス(牡4歳)が勝利し、栗東・橋口厩舎はJRAの芝重賞を初制覇。余勢を駆って、日曜函館11R・函館記念(芝2000m)には
アルナシーム(牡4歳)を送り込む。「函館へ移動後もカイ食いは良く、調子は良さそうですね。1週前追い切りもいい動きでした。最終追い切りはあす(13日)、本馬場で行います」と師。2週連続での重賞Vへ好感触だ。
◆白毛と芦毛の併せ馬で態勢整った
ハヤヤッコ連覇へ好仕上がり(12日・紺谷)
日曜函館11R・函館記念(芝2000m)の連覇を目指す
ハヤヤッコ(牡7歳、美浦・国枝)がこの日、函館Wで浜中を背に僚馬
ボスジラ(7歳オープン)と併せ馬を消化。力強い脚さばきでグイグイと駆け抜けた。美浦での乗り込みも十分で、5月の新潟大賞典6着以来でも仕上がりはいい。
◆『チーム・
シャンパンカラー』で初陣Vへ
レーザーショー攻めの感触上々(12日・森元)
土曜福島6R・2歳新馬(ダート1150m)でデビュー予定の
レーザーショー(牡、美浦・田中剛、父
パドトロワ、母ダカーポ)がこの日、レースでも手綱を取る内田博を背に美浦Wで5F68秒1-11秒8(馬なり)をマーク。実際の数字以上に
スピード感があり、大きく先行していた僚馬をあっさりと抜き去った。オーナー、厩舎、ジョッキーはNHKマイルCを制した
シャンパンカラー(牡3歳)を同じ。初陣から注目したい。
◆目立つ攻め気配
レーザーショー 併走馬を寄せつけず初戦から楽しみ(12日・佐野)
土曜福島6R・2歳新馬(ダート1150m)に出走予定の
レーザーショー(牡、美浦・田中剛、父
パドトロワ、母ダカーポ)はこの日、内田博を背に美浦Wで5F68秒1-38秒1ー11秒8を馬なりでマーク。併せた相手を寄せつけなかったように、
スピード感にあふれるフットワークが好印象だった。順調な仕上がりを見せており、初戦から楽しめそうだ。
◆新馬戦は追い切り2本でV
ルージュレベッカ上積みを携えてGIIIへ挑戦(12日・堀尾)
土曜函館11R・函館2歳S(芝1200m)に出走する
ルージュレベッカ(牝2歳、栗東・昆)。この日、函館芝での追い切りを見届けた師は「1度使ったことでどれだけ反応が変わるかを確認したかったけど、ジョッキーの指示通りに動けていました。これなら思い通りの上積みが期待できそう」と納得の表情を浮かべた。追い切りを2本だけで挑んだ初戦からかなりの良化が見込めそうだ。
◆国枝師「ハナへ行くくらいの積極策で」
スカイラー前進のシーン描くか(12日・武山)
土曜福島2R・3歳未勝利(ダート1700m)に出走する
スカイラー(牝3歳、美浦・国枝)は初ダートの前走で4着。「切れる感じではなかっただけに、条件変わりは良かった」と師は振り返る。中8週をひと叩きされた上積みも十分。「今回はしぶとさを生かすような競馬をしてほしい。ハナへ行くくらいの積極策で」と前進をもくろんでいた。
◆水沼が興奮気味に「ケイコはめっちゃ動く」
ベルシャンソン変わり身警戒(12日・玉川)
「ケイコはめっちゃ、動くんですよ〜」と水沼が興奮気味に語るのは、土曜福島2R・3歳未勝利(ダート1700m)へ出走を予定している
ベルシャンソン(牝3歳、美浦・西田)。初戦は心房細動を発症し、しんがり負けを喫したが、ガラリ一変があっても不思議はない。
◆転厩の影響はなさそう
アドヴァイス3連勝へ栗東坂路で1F11秒7(12日・吉田)
土曜福島11R・バーデンバーデンC(芝1200m)へ出走する
アドヴァイス(牝4歳、栗東・中村)は1、2勝クラスを連勝中。今回は転厩による影響の有無がひとつのポイントになるだろうが、中間は中身の濃い調整を施されている。この日の栗東坂路では1F11秒7(G前強め)と鋭い伸び脚を披露。状態はますます快調とみていい。
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