中京5Rを勝った松山弘平騎手とステラスプレンダー(カメラ・山下 優)
7月15日の中京5R、2歳新馬(芝1400メートル=8頭立て)は、松山弘平騎手騎乗の2番人気
ステラスプレンダー(牝、栗東・石坂公一厩舎、父
ロードカナロア)が先行集団から抜け出して勝利。見事にデビュー戦を飾った。勝ち時計は1分22秒1(良)。
スタートではやや遅れたが、途中からリズムをつかんで2番手の外へ。直線ではいい手応えのまま早々と先頭に立ち、後続を突き放した。終わってみれば2着の
スナークサファイア(岩田望来騎手)に4馬身の差をつけての圧勝だった。母スクールミストレスはア
ルゼンチンのG1馬という良血。
余力十分のレース内容に、松山騎手は「(外めの)枠も良かったです。スタートしてから物見をするところがありましたが、立て直してからは行きっぷりも良くなりました。道中の手応えも良かったですね。抜け出してからソラをつかうところもありましたので、まだまだ良くなると思います。距離が延びても対応してくれそうです」と素質を高く評価した。
管理する石坂調教師は「子供っぽいところがありますが、新馬としては満点の内容です。距離は少しずつ延ばそうと思っていますが、いったん放牧に出します」と笑みを浮かべた。