3頭併せで最先着を決めたダノンベルーガ(左)=撮影・三好信也
「札幌記念・G2」(20日、札幌)
3月のドバイターフ2着以来、5カ月ぶりに復帰する
ダノンベルーガは16日、函館芝で3頭併せを行った。
ドゥレイクパセージ(2歳新馬)、
サトノバトラー(5歳1勝クラス)と歩調を合わせ、手応え十分に直線へ。渋った馬場をものともせず、力強い動きで5F66秒9-37秒4-12秒2をマークした。
最先着の動きに、堀師は「当初は乗り込み不足で息が悪く、硬さなどいろいろあって仕上がりが遅れていたが、さすがオープン馬。直前のひと追いでグンと良化。ピリッとして整ってきた」と上昇カーブに満足げ。しっかりと力を出せる態勢に持ってきた。
強い4歳世代の代表格。まだ
ビッグタイトルには手が届いていないが、過去G1には5回出走して(4)(4)(3)(5)(2)着と堅実な走りを見せてきた。昨年の天皇賞・秋では
イクイノックスと
パンサラッサの後じんを拝して3着に敗れたものの、ここで再戦する
ジャックドール(4着)と
シャフリヤール(5着)には先着を決めている。成長力を武器に、北都の頂点を目指す。