競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
8月26日の小倉新馬戦(芝2000m)はブラックタイド産駒の
メイショウゴーフル(牝、高橋亮)が、2番手追走から直線で鮮やかに抜け出す盤石のレースぶりでVを決めた。師は「ケイコの動きが良く、いい感触を持っていた。センスの良さを見せて、いい勝ち方。今後が楽しみになる内容だった」と笑顔で愛馬を褒めたたえた。次走は未定。
同じ日の札幌新馬戦(ダート1700m)は
グランルーチェ(牡、庄野)が好位追走から4角で前の馬に並びかけると、直線で後続を一気に突き放して6馬身差でV。次位を1秒1上回るメンバー最速の上がり3F37秒7で、テン良し、中良し、しまい良しの内容で力の違いをを見せつけた。師は「ケイコではフワフワしていましたが、競馬ではしっかりと走ってくれました。母は気が入りやすいところがあり、いい前向きさをレースで出せたと思います」と振り返り、レース後の状態も良く、連闘で札幌2歳S(2日・札幌、芝1800m)参戦を決めた。「芝に変わってどうかですが、母は芝で走っていた馬ですし、こなしてくれると思っています。重賞でどんな走りをしてくれるか楽しみです」と期待を寄せた。
僚馬で未勝利-フェニックス賞を連勝中の
シカゴスティング(牝)はファンタジーS(11月4日・京都、芝1400m)を目指す。
新潟2歳S4着の
ルクスノア(牝、平田)は放牧を挟んで、りんどう賞(10月9日・京都、芝1400m)へ向かう。(馬サブロー栗東支局・塩手)