8月26日の長岡Sを勝ってオープン入りした
オヌール(牝5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ディープインパクト)が右前肢のけい靭帯炎を発症したため、引退して繁殖入りすることが分かった。所有する社台サラブレッドクラブが11日、発表した。
発表によると、長岡S後は山元トレセンでの放牧で疲労回復に努めていたが、先週から右後肢の球節に出た腫れの症状が改善しないため11日に
エコー検査を受けたところ、右前肢のけい靭帯炎が確認されたという。症状が重度の部類に入るため、ここでも引退を決めたという。母はフランスG1で2勝を挙げた名牝
アヴニールセルタン。全姉には21年の阪神牝馬Sを制した
デゼルがいる。