【東西ドキュメント・美浦=14日】芦毛の被毛は父
レッドファルクス、中長距離馬を思わせる胴の長さは母の父
エイシンフラッシュ。父の毛色と母系の体形を受け継いだ
シルバープリペットがWコースで加速していく。セントライト記念の木曜追い。3馬身先行した
ウィズザワールド(5歳1勝クラス)と併入に持ち込んだ。「1週前の単走追い切りでは物見していたが、前に馬を置いたことで集中していたし、息遣いも良かった」と、松山師が笑顔で切り出した。
2連勝中の夏の上がり馬。前走時は休養明けで調教の動きが重苦しかったが、レースでは首差で競り勝った。「1回使ってからだろうと思っていたし、目標にしていた1番人気馬が失速して早めに先頭に立つ展開にもなったのに勝てた。まだ体は緩いが(改修工事中の)坂路でトモの
パワーアップを図れない中で2連勝できたのも大きい」と続けた。昨年のセントライト記念では1勝クラスを勝ち上がったばかりの
ガイアフォースがダービー3着馬
アスクビクターモアを破った。今年も夏の上がり馬が凱歌(がいか)を上げるか。