競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
今週は3日間開催ですね。体のリズムが変わってしまうので、あまり個人的に歓迎はしていないのですが、目の前でレースがあれば馬券も買いますし楽しんでしまうんですよね。筆者は土曜に休みをもらって日、月と中山競馬場へ出勤。セントライト記念は好メンバーがそろいましたし、菊花賞に向けて適性を再確認する舞台なので非常に楽しみです。もちろん2歳戦にも期待したいですね。
さて先週の振り返りですが、中山芝1600mのアスター賞を勝ったのは
キャットファイト(牝、上原博)でした。直線では突き放す一方で強かったですね。これで
ボンドガール(牝、手塚)が勝った新馬戦からは既に2勝馬が2頭…とんでもないですよね。
ボンドガールとその2着だった
チェルヴィニア(牝、木村)が重賞でどんな走りを見せてくれるか、非常に楽しみになってきました。
キャットファイトは阪神JF(12月10日・阪神、芝1600m)に直行する予定です。2着の
バスターコール(牡、田村)はいったんノーザンF天栄に放牧へ出ました。
9日の中山新馬戦(芝2000m)では
エピファネイア産駒の
フォルラニーニ(牡、手塚)が強い勝ち方を見せてくれました。直線に入って突き放す一方の派手なパフォーマンス。次走は未定ですが、いかにも長い距離が良さそうなタイプで、中距離以上が主戦場となっていきそうです。
10日の中山新馬戦(芝1600m)を勝ったのは
キズナ産駒の
シックスペンス(牡、国枝)。超スローペースでしたが、狭い所を抜けての勝利。ラスト1Fのレースラップが10秒7でしたから、よく差し切ったと思います。こちらも次走は未定です。
札幌2歳Sを勝った
セットアップ(牡、鹿戸)は朝日杯FS(12月17日・阪神、芝1600m)か
ホープフルS(12月28日・中山、芝2000m)を予定。4着の
マーゴットソラーレ(牡、伊坂)は百日草特別(11月5日・東京、芝2000m)に向かいます。(馬サブロー美浦支局・木村)