10日、東京競馬場で行われたユートピアS(3歳上牝1600万下、芝1800m)は、武豊騎手騎乗の1番人気
ニシノマナムスメ(牝3、栗東・河内洋厩舎)が、4番手追走から直線早めに先頭に立ち、好位から脚を伸ばした7番人気
ザレマの追撃をクビ差凌ぎ優勝した。勝ちタイムは1分48秒5(稍重)。さらにハナ差の3着に8番人気
ハロースピードが入った。
勝った
ニシノマナムスメは父アグネスタキオン、母は92年桜花賞(GI)、92年スプリンターズS(GI)、91年阪神3歳牝馬S(GI)を勝った
ニシノフラワー(その父Majestic Light)という血統。半兄にJRA現6勝の
ニシノデュー(牡6、栗東・河内洋厩舎、父ブライアンズタイム)、99年若駒S(OP)を勝った
ニシノセイリュウ(父ブライアンズタイム)などがいる。06年12月のデビュー戦を勝利で飾ると、紅梅S(OP)で
ローブデコルテの3着、エルフィンS(OP)では
ウオッカの2着とOPでも好走。秋に入って2連勝中だった。通算成績9戦4勝。