JRA平地最高齢V達成だ。1日の阪神12Rで、田口貫太騎手(19)=栗東・大橋=が騎乗した12番人気の11歳セン馬
マイネルプロンプトが鮮やかな差し切りVを決めた。
白星は19年3月のペガサスJS(障害)以来、約4年半ぶりでJRA7勝目(うち障害5勝)。平地のVは16年8月以来となる。障害戦で
オジュウチョウサンらとしのぎを削るなど着実に力をつけ、昨年12月に再び平地へ。転向後7戦目での美酒となった。
同期には種牡馬として活躍する
キタサンブラック、
ドゥラメンテらがいる11歳世代。Vに導いたルーキー田口は19歳で、
マイネルプロンプトとは8歳差だ。鞍上は「11歳でも元気な馬です。道中も手応えが良かったですし、直線もよく頑張ってくれました。馬に感謝したいです」と激走をねぎらった。
JRAの平地競走で11歳馬の勝利は史上初。これまでは10歳での勝利が4例(
アサカディフィート、
ニシノコンサフォス、
スマートブレード、
トウカイトリック)あった。