阪神12RでJRAの平地最高齢勝利記録となる11歳で勝利したマイネルプロンプト
10月1日の阪神12R・3歳上2勝クラス(ダート1400メートル=16頭立て)で、11歳馬の
マイネルプロンプト(セン、栗東・坂口智康厩舎、父マツリダゴッホ)が勝利を収めた。11歳馬の勝利は、現存するJRAの平地最高齢勝利記録で、障害を含めても史上2位のタイ記録となった。
12番人気の11歳馬が、阪神の最終レースで激走した。「11歳でも元気です。直線を向いてからの反応も良かったし、頑張ってくれました。馬に感謝です」と、初めてコンビを組んだ田口貫太騎手は驚きの表情。厩舎スタッフの反応も同様だった。「馬は本当に若い。先週も坂路で52秒台。あんまりやりたくないくらい。それにしても、いい勝ちっぷりでしたね」と坂口調教助手は表情を崩した。
JRAに残る高齢馬の勝利記録は、障害では中山グランドジャンプを制した
カラジの12歳が最高齢だが、平地では
トウカイトリック、
アサカディフィートなど4頭が記録している10歳を塗り替えた。同期には
キタサンブラック、
ドゥラメンテの名前が並ぶ11歳馬に、一躍スポットが当たった。