菊花賞当日に組まれている芝中距離の新馬戦からは数々の名馬が誕生した。今年は5R、芝2000メートルの舞台で施行。“伝説の新馬戦”を期待したい。
目下2週続けて新馬戦Vの西村厩舎は今週も有力馬がスタンバイ。
ドゥラメンテ産駒
ザブライド(牝)の仕上がりがいい。先月20日に栗東近郊のチャンピオンヒルズから入厩後も順調に調整が進められ、1週前はCWコース3頭併せで6F80秒7〜1F11秒2を刻み、最先着を果たした。梛木助手は「背中が良くて、安定した走り。
スピードだけではなく
パワーも兼ね備えています」と評価する。
優秀な母系も魅力。半姉
サトノガーネット(父ディープインパクト)は19年中日新聞杯など5勝を挙げた。同助手は「父特有の我の強さはあるが、走り出すと素直で真面目。乗りやすくて折り合いもつくタイプ。ゆったり運ぶ方が良さそうなので、条件的にも合うと思います」と初陣Vへ期待を口にした。