重賞2勝目を挙げたダノンジャスティス(左から2頭目)=撮影・中山伸治
「兵庫ゴールドカップ」(20日、園田)
開催3日目の11Rで行われ、8番人気の
ダノンジャスティスが3番手から直線強襲し、2022年9月の園田チャレンジカップ以来となる重賞2勝目を挙げた。首差の2着は4角先頭で3番人気の
ベストマッチョ、3着には4番人気の
ヴァヴィロフが入った。
ダノンジャスティスが低い下馬評を覆して波乱を呼んだ。「高知の砂が深い馬場で鍛えられているので、園田の軽い馬場だと走りが変わる」と別府真師。今年は6、9月にも園田の重賞に遠征して連続3着。実績は十分だった。
ハナを争う
パールプレミア、
ベストマッチョに続いて、
ダノンジャスティスは3番手で追走。向正面からは前2頭の一騎打ちで数馬身も離された。「高知だと3角からバタバタなのに、そこから伸びた。いつも手応えは大したことないので、最後はびっくり」と上田将。直線に入ると相棒の加速だけが別次元だった。
次走は未定。「少しゆっくりしてから地元のレースを考える。また園田の重賞に選出されれば狙いたい」と指揮官。「内心は参加賞だと思っていたが、これで夕食がたこ焼きからステーキになる」と笑いが止まらなかった。