競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
超出世レース・東スポ杯2歳Sは
シュトラウス(牡、武井)が勝利。武井厩舎の重賞初勝利となりました。かなり難しい馬で折り合いに苦労するシーンがありましたが、しっかり我慢させての勝利。距離延長でどうかと思っていましたが、モレイラの騎乗技術が光りましたね。
ビジュノワールという馬で条件戦を勝った時も思いましたが、折り合いが難しい馬を乗りこなす技術はすさまじいものがありますね。馬については、今後どの条件、どの鞍上で臨むのか興味深いです。
牝馬の出世レース・赤松賞は
ステレンボッシュ(牝、国枝)が勝利して3戦2勝としました。次走は阪神JF(12月10日・阪神、芝1600m)へ。
チェルヴィニア(牝、手塚)が回避したため、ルメールと新コンビを組むことになりました。香港に向かわずに日本で乗ることになった鞍上の手綱さばきに注目です。
サウジアラビアRCを勝った
ゴンバデカーブース(牡、堀)は
ホープフルS(12月28日・中山、芝2000m)に向かうとG1レーシングから発表がありましたね。鞍上は引き続き松山とのこと。距離延長となりますが、果たしてどういうパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。
マーゴットソラーレ(牡、伊坂)は京都2歳Sに登録がありましたが、予定通り葉牡丹賞(12月2日・中山、芝2000m)へ。阪神JFを予定している
ボンドガール(牝、手塚)は今週、レースでもコンビを組むマーカンドを背に追い切りました。人馬のJRA・G1初制覇に期待したいところです。(馬サブロー美浦支局・木村)