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【毎日杯】レース史上最大の6馬身差“圧逃”劇 開業11年目で重賞初制覇の苦労人調教師「ホッとしました」

2024年03月24日 06:00

6馬身差で圧勝したメイショウタバル(カメラ・高橋 由二)

◆第71回毎日杯・G3(3月23日、阪神・芝1800メートル、重)

 第71回毎日杯・G3は23日、阪神で行われ、逃げたメイショウタバルが6馬身差で圧勝。3歳牡馬戦線に強烈なインパクトを与え、管理する石橋守調教師(57)=栗東=とともに初タイトルをもぎ取った。

 ただ一頭、別世界にいた。メイショウタバルはスタートから主導権を握ると、坂井が4角過ぎに軽く促しただけで後続を突き放した。3馬身、4馬身…。アッという間に差が広がっても、力強いフォームが乱れることは全くない。レース史上最大の6馬身差。圧勝だった。「本当に強い内容。また(相手が)来れば頑張りそうでしたし、余裕を感じました」と坂井は冷静に相棒をたたえた。

 石橋調教師は開業11年目で重賞初制覇。「なかなかね。乗り役の時も勝てなかったから」。騎手時代の重賞初勝利はデビュー8年目。G1初勝利は同じ松本好雄オーナーのメイショウサムソンに騎乗した06年の皐月賞で、デビュー22年目だった。「ちょっとでも恩返しできたかな」と笑う。

 愛馬も不屈の精神で立ち上がった。今年の若駒Sを直前の挫石で競走除外となったが、次戦のつばき賞を勝利。今回も本来は先週のスプリングSを使う予定だったが、左前肢の軽い不安で1週スライドした一戦だった。「ホッとしました。精神力がすごいんだろうね。まだ粗削りな面があるから、これから楽しみ」。次戦は未定だが、3歳牡馬戦線に強烈な新星が誕生したことだけは間違いない。(山本 武志)

 メイショウタバル 父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ(父フレンチデピュティ)。栗東・石橋守厩舎所属の牡3歳。北海道浦河町・三嶋牧場の生産。通算5戦3勝。総獲得賞金は5941万7000円。重賞初勝利。馬主は松本好雄氏。

 <レースメモ>

 ◆坂井瑠星騎手 初騎乗での勝利。重賞は東海S(ウィリアムバローズ)以来、今年2勝目。通算16勝目。

 ◆石橋守調教師 初出走での勝利。重賞はのべ38頭目の出走で初勝利。これまでは14年北九州記念(カイシュウコロンボ)の3着が最高。

 ◆ゴールドシップ産駒 2頭目の出走で初勝利。重賞は阪神スプリングJ(マイネルグロン)以来、今年2勝目。通算9勝目。

 ◆6馬身差 66年アポオンワード、87年ダイゴアルファ、01年クロフネの5馬身差を更新する最大着差での勝利。

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