日本最大級の競走馬セール「セレクトセール2024」2日目となった9日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで当歳部門が実施された。
ゲーム「ウマ娘」などで知られ、毎年の“爆買い”でも注目を集めるサイバーエージェントの藤田晋社長は、今年は2日間で計11頭、18億4000万円のお買い上げとなった。
前日の1歳セールは計5頭で8億5000万円を投入。この日の当歳部門ではトップバッターの
キタサンブラック産駒を2億4000万円、
サートゥルナーリア産駒の「
コーステッドの2024」(牝)を1億7000万円で落札。その後も
キズナ産駒を5600万円、
ロードカナロア産駒を8400万円で購入。
コントレイル産駒の「
ジョイカネラの2024」(牡)を1億9000万円、同じ
コントレイル産駒の「
ブリリアントカットの2024」(牡)も2億5000万円で落札したところで、今年のセールは打ち止めとなった。
藤田氏は初参戦だった21年に18頭で23億6200万円、22年も18頭で22億2600万円、23年は16頭で23億6900万円(いずれも2日間合計)を投じ、3年連続で20億円を超えていたが、今年は大台突破ならず。それでも、4年の総額は87億9700万円となった。10%の消費税だけでなんと約8億円となる。(金額は税抜き)