JRA現役最年長の柴田善臣騎手(58)=美浦・フリー=が、24日の新潟1Rで2番人気の
カポレイラを見事にVへと導いた。
好位4番手をスムーズに運び、直線は馬群を割ってグイッとひと伸び。自身が持つJRA最年長勝利記録を58歳26日に更新した大ベテランは「返し馬でイレ込んでいたが、輪乗りの時には落ち着いた。前走のあと、新潟の広い馬場が合うと思ってここを進言。2度目で変わると思っていた。まだ体力とアクションがかみ合っていないが、これから良くなると思う」と充実の汗を拭った。見守った中舘師も「うまく乗ってくれました。非の打ちどころがない乗り方。満点ですね。今後が楽しみになる競馬をしてくれました」と、ベテランの手腕を褒めたたえた。