サウジアラビアRCは出世レースとして定着している。古くは76年にマルゼンスキーが前身のいちょう特別(現在の1勝クラス)を制し、桁違いの速さから「スーパーカー」と称され、8戦全勝で引退した。84年の無敗3冠馬シンボリルドルフも前年いちょう特別をものにしている。
84年にオープン昇格となって86年覇者メリーナイスが翌年ダービー馬に輝き、88年にレース名がいちょうSになってからも91年
サンエイサンキュー、94年
ヤマニンパラダイス、95年
エアグルーヴ、96年
メジロドーベルなど勝ち馬がその後、重賞で活躍した。
14年の重賞昇格後(15年からサウジアラビアRC)の勝ち馬では14年
クラリティスカイ、15年
ブレイブスマッシュ、17年
ダノンプレミアム、18年
グランアレグリア、19年
サリオス、22年
ドルチェモアがG1馬(海外を含む)の仲間入りを果たしている。