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【エリザベス女王杯】断然人気レガレイラ 伸び切れず消化不良の5着 ルメール懺悔「いい騎乗ができなかった」

2024年11月11日 06:00

 5着に敗れたレガレイラ

 「エリザベス女王杯・G1」(10日、京都)

 3番人気のスタニングローズが01年トゥザヴィクトリーが刻んだレースレコードを0秒1上回る、2分11秒1の好タイムで快勝。22年秋華賞以来の復活星を挙げ、2つ目のG1タイトルを手にした。鞍上のC・デムーロは22年のエリザベス女王杯(ジェラルディーナ)以来となるJRA・G1・5勝目を飾った。2着は12番人気のラヴェル、3着には2番人気のホールネスが続き、断然の1番人気に支持されたレガレイラは5着に終わった。

 単勝1・9倍と断然の1番人気に支持されたレガレイラは、課題のスタートを決め、道中は8番手の中団で末脚を温存した。4コーナーでは内から馬群をさばくように進出し、直線でシンティレーションハーパーの間を割ろうとしたが、進路が狭くなって接触。立て直して前を追ったが、5着と伸び切れなかった。

 ルメールは「好きなポジションを取れなかった。スタンド前でクリスチャン(C・デムーロ)の後ろにいれば良かったけど…。(最後も)ぶつけられてスムーズなレースができなかった。アンラッキー」と消化不良の一戦を振り返った。

 唯一の3歳馬だったが、古馬勢の壁を打ち破れず、昨年のホープフルS以来の勝利はお預けに。「絶対にG1レベルの馬です。でも、いい騎乗ができなかった。ごめんなさい」。昨年のブレイディヴェーグに続く連覇を果たせなかった鞍上は、そう悔やんで自らのミスを責めた。

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