「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京)
連覇か雪辱か、それとも新興勢力の台頭か-。王者
レモンポップを頂点に繰り広げられる砂の最強決定戦。データ班のイチ推しは、昨年2着のリベンジに燃える
ウィルソンテソーロ。JBCクラシックで悲願のG1級初制覇を飾った充実の5歳馬が、今回がラストランとなる王者超えを果たす。
▼傾向(過去10年)
JCダートの名称で00年に新設。07年までは東京ダート2100メートル、08年から阪神ダート1800メートルで施行。14年から舞台を中京ダート1800メートルに移し、名称もチャンピオンズCに変更された。
▼人気
1番人気〈3・3・0・4〉
2番人気〈2・0・0・8〉
3番人気〈1・3・3・3〉
4番人気〈1・1・0・8〉
5番人気〈0・0・1・9〉
上位人気馬は安定感を欠く。
▼所属
栗 東〈7・8・8・102〉
美 浦〈3・2・2・20〉
外国馬〈0・0・0・3〉
地方馬〈0・0・0・1〉
勝利数は栗東所属馬、勝率は美浦所属馬がリード。
▼
ステップ JBCクラシック〈4・4・2・32〉
南部杯〈3・2・1・7〉
日本テレビ盃〈1・0・0・2〉
JBCレディスC〈1・0・0・4〉
シリウスS〈1・0・0・7〉
みやこS〈0・2・4・29〉
武蔵野S〈0・2・0・25〉
勝ち馬8頭が10月以降の地方交流G1から参戦。
▼前走内容
勝ち馬全頭が5着以内を確保。同じく全頭が5番人気以内だった。
▼馬齢
3歳馬〈2・2・2・12〉
4歳馬〈2・1・1・36〉
5歳馬〈4・2・3・26〉
6歳馬〈2・4・2・25〉
7歳以上〈0・1・2・27〉
未勝利の7歳以上馬は減点。
▼ダート実績
勝ち馬9頭が重賞2勝以上をマーク。同じく9頭にG1V(地方交流含む)があった。
▼決め手
逃 げ〈1・0・3・6〉
先 行〈4・4・5・25〉
差 し〈3・2・1・50〉
追 込〈2・4・1・45〉
勝ち馬全頭が前走の4角を5番手以内で通過するか、最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目をクリアしたのは
ウィルソンテソーロと
レモンポップの2頭。最も勝ち鞍の多いJBCクラシック組&5歳馬という点から、当欄では
ウィルソンテソーロをプッシュする。1馬身1/4差2着に敗れた昨年の雪辱を果たせるか。(記録室)