<チャンピオンズカップ>ウィルソンテソーロ(手前)との接戦を制して勝利した坂井騎乗のレモンポップ(撮影・椎名 航)
◇G1・チャンピオンズカップ(2024年12月1日 中京ダート1800メートル)
ダート頂上決戦の「チャンピオンズカップ」は、このレースで引退する1番人気
レモンポップ(牡6=田中博)が連覇を達成し、有終の美を飾った。連覇はジャパンカップダート時代の
トランセンド(10、11年)以来、史上2頭目。
2着
ウィルソンテソーロとのハナ差の大接戦を制した
レモンポップは父レモンドロップキッド、母アンリーチ
エイブル(母の父ジャイアンツ
コーズウェイ)の血統で通算18戦13勝。
騎乗した坂井はJRA・G1通算6勝目。「本当に
レモンポップに感謝したい。最後まで頑張ってくれた馬の力。無事に勝って引退式できたら最高と思っていたので、最高の結果になった」田中博師は同3勝目を挙げた。
▼チャンピオンズC 00年にJRAでは初となるダート中距離のG1としてジャパンCダートが創設。07年まで東京で開催されて08年に阪神へ。14年に舞台が中京に移され、現在のレース名に変更された。