京都12Rを勝ち、ファンにサインするデットーリ騎手(カメラ・山下 優)
12月7日の京都12R・3歳上2勝クラス(芝2400メートル)で、ランフランコ・デットーリ騎手=イ
タリア・現在はアメリカ拠点=が、
ギャンブルルーム(牡3歳、栗東・大久保龍志厩舎、父
キズナ)に騎乗し、約5年ぶりのJRA勝利を挙げた。
道中は3番手を追走。大逃げを打った
プリマヴィータが引っ張るハイペースのなかを、しっかりと折り合って脚をためた。4角手前からポジションを上げていき、直線では弾けるように加速。メンバー最速の上がり3ハロン34秒6の末脚で抜け出し、最後は流す余裕がありながら2着
グランアルティスタ(武豊騎手)に3馬身半差をつけて完勝した。
2019年12月1日以来、JRA通算25勝目となったデットーリ騎手は「(大久保)先生からあまり手前を替えるのが得意じゃないと聞いていましたが、特に問題なかったです。ペースがユニークだったけど、自分から動いていける馬で、合図を出さなくても反応してくれました。
パーフェクトでした」と振り返った。
8日の阪神JF・G1(京都・芝1600m)には米国調教馬の
メイデイレディ(牝2歳、Jリー厩舎、父タピット)で挑む。