「朝日杯FS・G1」(15日、京都)
今年は淀で行われる2歳マイル王決定戦。重賞馬4頭を含む個性的なメンバーがそろった。データ班がプッシュするのは11月の京都での前走を圧勝した
アドマイヤズームだ。唯一の減点1でデータ面ではトップ評価。1勝馬でも侮れない存在だ。
▼傾向(過去10年)
2歳マイル王者決定戦。04年から牝馬の参戦も可能に。14年に中山から阪神に舞台が移った。
▼人気
1番人気〈5・2・2・1〉
2番人気〈2・3・1・4〉
3番人気〈1・1・2・6〉
4番人気〈0・1・1・8〉
5番人気〈0・0・1・9〉
▼所属
美 浦〈3・1・3・32〉
栗 東〈7・9・7・102〉
数では栗東所属馬がリードも率では美浦所属馬が勝る。
▼
ステップ サウジアラビアRC〈3・2・2・6〉
※14年第1回いちょうSを含む
デイリー杯〈2・4・2・20〉
京王杯2歳〈0・2・2・24〉
東スポ杯〈0・1・0・7〉
OP競走〈1・1・2・20〉
1勝クラス〈2・0・0・31〉
新馬〈1・0・2・3〉
未勝利〈1・0・1・14〉
勝ち馬9頭が芝1400〜1800メートルから参戦も、京王杯&東スポ杯組は苦戦傾向。また、同全頭が10月以降のレースから臨んでいた。
▼前走内容
勝ち馬全頭がV。そのうち8頭が2着に0秒2以上の差をつけていた。また、同じく全頭が2番人気以内に支持されていた。
▼キャリア
1 戦〈1・0・2・3〉
2 戦〈5・5・3・34〉
3 戦〈3・4・1・41〉
4 戦〈1・1・4・31〉
5戦以上〈0・0・0・25〉
勝ち馬8頭を占める2、3戦組が中心。
▼実績
20年覇者
グレナディアガーズを除く勝ち馬9頭が、芝マイル以上でV経験があり、かつ連対を外したことがなかった。
▼決め手
逃 げ〈0・0・1・9〉
先 行〈6・1・2・30〉
差 し〈3・7・6・52〉
追 込〈1・2・1・43〉
勝ち馬9頭が前走の4角を2〜4番手で通過。また、同じく9頭がメンバー2位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目クリアはゼロ。
アドマイヤズームが唯一の減点1でトップ評価となった。当レース3勝の川田とのコンビで頂点を目指す。(記録室)