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【京成杯】ニシノエージェント 大金星 単勝11番人気の伏兵がクラシック登竜門制す!

2025年01月20日 05:29

<京成杯>レースを制したニシノエージェント(撮影・村上 大輔)

 隠れた実力馬がクラシックの登竜門を制した。「第65回京成杯」が19日、中山競馬場で行われ、11番人気ニシノエージェントが差し切りV。3連単172万馬券を演出した。管理する元騎手の千葉直人師(38)は開業2年目でうれしい重賞初Vとなった。

 未勝利戦を勝ったばかりの伏兵が春の主役に名乗りを上げた。大金星を挙げたのは11番人気ニシノエージェント。ズラリとそろった素質馬たちを鮮やかに蹴散らした。「前走よりも乗りやすくなっていた。この1勝で、さらに期待が膨らみます」。2戦続けて手綱を握った津村は相棒のハイパフォーマンスを評価した。

 やや後ろからのスタート。それでも津村は慌てなかった。もまれない外めの後方につけ、リズム重視の騎乗を心がけた。3角手前から馬群の間を縫って徐々に進出。直線は馬場のいい外めに進路を見いだすと、ジリジリと脚を使って先に抜け出していたドラゴンブーストを首差かわした。

 鞍上は「ここ最近で一番うまく乗れた」と自画自賛。「スタートしてから(前の馬が)横並びになっていて“(ペースが)速くなりそうだな”と後ろから冷静に見られていた。スタートしてから4角で抜けてこられるまで何もかもがうまくいった」と笑顔で振り返った。

 昨年3月に開業した千葉師は4度目の重賞挑戦で初タイトル。「よく調教に耐えて頑張ってくれた。馬を称えたい」と愛馬に感謝した。騎手時代からお世話になっている西山茂行オーナー、騎手時代の兄弟子である津村との勝利。「縁のある方々と表彰台に立てて良かった」と目に涙を浮かべながら喜びをかみしめた。

 西山オーナーはレース後、自身のSNSに<これでとりあえず、皐月賞とダービーのパドックは立てるな>と口取り写真を添えてメッセージを発信した。京成杯は23年に皐月賞馬ソールオリエンス、昨年はダービー馬ダノンデサイルに菊花賞馬アーバンシックなど名馬を生み、近年は出世レースの感もある。今年も飛躍といくのか。春の大舞台へ向けて、期待は大きく膨らむ。

 ニシノエージェント 父イスラボニータ 母ビクトリアスマイル(母の父ノヴェリスト)22年3月4日生まれ 牡3歳 美浦・千葉厩舎所属 馬主・西山茂行氏 生産者・北海道新冠町のカミイスタット 戦績5戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金5212万7000円 馬名の由来は冠名+秘密業務で働く者。

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