「京都記念・G2」(16日、京都)
今年で118回を迎える伝統のG2。21〜23年は京都の改修工事に伴い、阪神で施行された。春のG1戦線に向けた前哨戦だが、ドバイ遠征を見据えた
ステップとしても定着。なお、明け4歳馬が直近10年で11連対と他世代を圧倒している。
昨年の最優秀3歳牝馬
チェルヴィニアが始動戦を迎える。1週前追い切りは、美浦Wの併せ馬で7F97秒0-12秒1を記録。1馬身先行し、直線は手応えに余裕を残して併入した。理想的な滑り出しに向けて、着々と準備が進んでいる。この後はドバイ遠征を視野に入れており、きっちり結果を出して海を渡る構えだ。
ジャパンC14着からの反撃を期す
ソールオリエンス。1週前追い切りは美浦Wの併せ馬で5F69秒6-11秒5。ラストの加速は滑らかで、状態面に不安はない。23年の皐月賞V以降は白星から遠ざかっているが、昨年の宝塚記念2着が示す通り、地力は上位。戦ってきた顔ぶれを考えれば、ここは負けられない。
香港ヴァーズ11着からの帰国初戦となる
プラダリアは昨年の覇者。G2V3の実力馬で、京都との相性も良く、G1馬撃破は十分ある。毎日王冠7着以来の復帰戦に臨む
ヨーホーレイクは距離延長を追い風に反撃に出る。