来週末のサウジダービー(22日、キングアブドゥルアジーズ)に騎乗する西村淳也(25)は、サウジアラビア入国前と出国後にフランスで数日間、滞在する。フランスで武者修行の経験がある鞍上は「今は国内のG1シーズンが始まる前で、このタイミングだからです。フランスとサウジは(飛行機で)4〜5時間だと聞きました。フランスは時期的にオールウエザーだけの競馬。調教だけに終わるかもしれないけど、(現地の)小林厩舎、清水厩舎が騎乗馬を用意してくれるかもしれないので行きます」と明かした。
“大仕事”のサウジダービーはデビューから3連勝で全日本2歳優駿を制した
ミリアッドラヴ(牝3=新谷)とのコンビ。過去5回の当レースで日本馬は20年
フルフラット、21年
ピンクカメハメハ、24年
フォーエバーヤングの3頭がV。
フォーエバーヤングは昨年ここを世界進出の足掛かりとしただけに、
ミリアッドラヴも栄光の足跡に続きたい。
鞍上は先週のきさらぎ賞を
サトノシャイニングで勝ち、今年早くも重賞2勝。顕著なまでに技術と騎乗馬の質を上げている。京都記念は人気薄の
メイショウユズルハと初コンビだが、波乱を演出しても驚かない。