鮫島駿を背に栗東坂路を駆け上がったサンデーファンデー(右)=撮影・石湯恒介
「フェブラリーS・G1」(23日、東京)
連勝で勢いに乗る
サンデーファンデーは19日、栗東坂路で鮫島駿を背に4F52秒1-37秒8-12秒7をマークし、
ウナギノボリ(6歳3勝クラス)と併入。馬なりの相手に対し、こちらは一杯と手応えに差はあったが、鞍上は「先行して、併せた相手につついてもらいながら。先週と比べると強めに動かしました。もともと調教は全く動かないけど、この馬にしては動けていました」と評価した。
重賞Vの前走はハナを奪って逃げ切り。舞台は変わるが「絶対に行くというよりも、枠順が大事。砂をかぶったり、もまれるのが良くない。その状況をつくらないのがジョッキーの仕事。うまく走らせたい」とレースを描く。自身ラストG1挑戦の舞台に3頭出しとなる音無師にとっても力の入る1頭。指揮官は「距離が短くなるのはマイナスになるかなという気もする。ハナは奪えないと思うし、外でもまれなければいいかな。枠順が出たら鮫島君と作戦を練りたい」とうなずいた。