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【フィリーズR】ショウナンザナドゥ 差し切り桜切符 着差以上の完勝で重賞初制覇

2025年03月09日 05:20

<阪神11R・フィリーズレビュー>ゴール前で抜け出し勝利するショウナンザナドゥ(左)(撮影・亀井 直樹)

 桜花賞トライアル「第59回フィリーズレビュー」が8日、阪神競馬場で行われ、3番人気ショウナンザナドゥが差し切り、4度目の挑戦で重賞初制覇。勝利にエスコートした池添謙一(45)は08年マイネレーツェル、22年サブライムアンセムに続く当レース3勝目となった。2着チェルビアット、3着ボンヌソワレまでが桜花賞(4月13日、阪神)の優先出走権を獲得。3→14→7番人気の決着で3連単54万円超の波乱決着となった。

 遠のきかけた、ひのき舞台を地力で引き寄せた。大外から先行勢をのみ込んだショウナンザナドゥ。デビューから手綱を取り続ける池添はレース後、「よう頑張った〜」と満面の笑みで相棒の首筋をなで回した。

 前半3F33秒2は当レース最速タイのハイラップ。ごちゃつくインコースを尻目に、ザナドゥは中団の外でじっくりと脚をためた。「道中の雰囲気が良く、いい走りをしてくれていた。直線で動かすといい反応があった」と池添。4角を11番手で回ると、あっという間に先行勢を射程圏に。「直線を向いた時にはまとめていけるかなと思った」。着差以上の完勝だった。

 能力に確信があるからこそ、陣営にとっては敗戦続きの現状が歯がゆかった。殊勲の池添は「走るフォームはこれまで僕が乗った一流の馬と通ずるものがある。ずっと楽しみにしてきたけど重賞で結果が出なかったので。まず一つ勝ててほっとした」と顔をほころばせる。キャリア最低馬体重432キロで9着に大敗したクイーンCから中2週での鮮やかなV字回復の最大要因は10キロ増だった馬体重。「厩舎サイドが体を増やすことを心がけてくれた。凄く大きかった」と感謝した。

 松下師もレース後は終始、安どの表情。スタッフと喜びを分かち合い、「いい感じで3〜4角を回ってきたのでこれなら、と思って見ていた。今日はプラスで出せる分だけ出そうと思っていた。良かった〜」とほおを緩ませる。この日もパドックではテンションが上がってしまったと振り返り、「改善の余地はある」と伸びしろもまだまだある。

 16分の11の抽選をくぐり抜けてつかんだ幸運の桜切符。池添は「本当に期待している馬。本番でもプラス体重ならやれると思う」と気合十分だ。当レースVから桜の女王に輝けば05年ラインクラフト以来。20年ぶりの快挙が夢物語とは思えない、華麗な差し切り劇だった。

 ◆ショウナンザナドゥ 父キズナ 母ミスエーニョ(母の父プルピット)22年2月18日生まれ 牝3歳 栗東・松下厩舎所属 馬主・国本哲秀氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績6戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金7881万6000円 馬名の由来は冠名+桃源郷

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