【大阪杯見どころ】大器シックスペンスがGI初制覇を狙う

2025年03月31日 11:00

大阪杯に出走予定のシックスペンス(撮影:下野雄規)

 元々、ポテンシャルが高かったシックスペンスが素質開花してGIを奪取する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■4/6(日) 大阪杯(4歳上・GI・阪神芝2000m)

 これまでの戦績が6戦5勝。唯一の敗戦は距離が長く折り合いを欠いた日本ダービーだったシックスペンス(牡4、美浦・国枝栄厩舎)。それでも大きくは負けておらず敗因が明確なら悲観する内容でない。その後は中距離路線を中心に使われて、昨秋に復帰した毎日王冠では、初めての年長馬相手に直線鋭い脚を披露しての差し切り勝ちと高性能ぶりを見せつけた。爪の不安で秋のGI戦線は自重したが、前走の中山記念ではまたもや驚愕の末脚でレコード勝ち。GI戦歴は少ないものの、むしろ能力は断然上位。ここに入ってもヒケは取らない。鞍上は横山武史騎手。

 ヨーホーレイク(牡7、栗東・友道康夫厩舎)も古馬になってから初めてのGIだが、この馬のポテンシャルの高さも疑いようがない。エフフォーリア、シャフリヤール、タイトルホルダーらと同世代で、3歳春のクラシック戦線では、その実力馬たちと鎬を削っていたのだ。その後、目の外傷や屈腱炎を発症して順風満帆とはいかない中でも重賞で常に上位と存在感はタップリ。今回は久しぶりに順調にきていて、GI初制覇も十分。鞍上は岩田望来騎手。

 その他、息の長い末脚が武器の皐月賞馬ソールオリエンス(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)、安定感抜群の桜花賞馬ステレンボッシュ(牝4、美浦・国枝栄厩舎)、条件が好転する昨年の大阪杯の優勝馬ベラジオオペラ(牡5、栗東・上村洋行厩舎)、強豪相手の昨秋の天皇賞(秋)での3着が光るホウオウビスケッツ(牡5、美浦・奥村武厩舎)、勢い十分のロードデルレイ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)らが上位争いを演じる。発走は15時40分。

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