北村友を背に栗東CWで追い切られたクロワデュノール
「皐月賞・G1」(20日、中山)
無傷の3連勝で
ホープフルSを制した
クロワデュノールは2日、栗東CWで3頭併せを敢行。道中はピタリと折り合い、直線では
タガノエルピーダ(4歳オープン)、
ドンパッショーネ(3歳1勝クラス)の内にもぐり込んで追いだしを開始。しかし、僚馬との間合いがなかなか詰まらない。結局、
タガノエルピーダに1馬身半、
ドンパッショーネに1馬身遅れる形でフィニッシュした。
計時したタイムは6F83秒8-37秒5-11秒6。感触を確かめた主戦の北村友は「2週前なのでまだそこまでスイッチが入らず、自分から直線で動く感じがないのは想定内でした。良くも悪くも変わったところはありませんが、
バランスをしっかり維持しています。順調ですね」と、1冠目に向けてさらなる良化を期待した。レースまで残り2週。万全を見据えて爪を研ぎ続ける。(山本裕貴)