◆第30回ユニコーンS・G3(5月3日、京都競馬場・ダート1900メートル、稍重)
昨年から京都開催となった3歳のダート重賞は13頭で争われ、3番人気の
カナルビーグル(牡、栗東・佐藤悠太厩舎、父
リアルスティール)が、直線抜け出して重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分56秒8。
前走の1勝クラスから連勝で、東京ダービー・Jpn1(6月11日、大井)の優先出走権を獲得。今年開業した佐藤悠調教師はこの日が37歳の誕生日で、重賞初挑戦で初勝利。デビュー2年目の吉村誠之助騎手はチャーチルダウンズC(
ランスオブカオス)に続く重賞2勝目を挙げた。
単勝1・6倍で1番人気の
クレーキング(
ダミアン・レーン騎手)はスタートで後手。4角4番手まで押し上げて直線を迎えたが2着。3着は2番人気の
メイショウズイウン(武豊騎手)が入った。
ダミアン・レーン騎手(
クレーキング=2着)「スタートを切るタイミングでジャンプする形になり、遅れました。道中は後ろからすごくいい形で運べましたが、直線に入るときに勝ち馬が出てきて、2、3回接触しました。直線で外に切り替えないといけませんでした。今日はアンラッキーでした」