京都11Rの第30回ユニコーンステークス(3歳GIII・ダート1900m)は3番人気
カナルビーグル(吉村誠之助騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分56秒8(稍重)。3/4馬身差の2着に1番人気
クレーキング、さらにクビ差の3着に2番人気
メイショウズイウンが入った。
カナルビーグルは栗東・佐藤悠太厩舎の3歳牡馬で、父
リアルスティール、母ソブラドラインク(母の父Include)。通算成績は5戦3勝。
レース後のコメント
1着
カナルビーグル(吉村誠之助騎手)
「馬が本当に強かったと思います。京都競馬場は時計が出ていましたので、ある程度いいポジションで競馬ができればと思っていました。馬の雰囲気はとても良くゲートも無事に切ってくれたので、ポジションに関しては取りたいところを取れるような競馬ができたと思います。(最後直線は)苦しくなってきたところ、外に行きたい気持ちもありましたが、内に進路があったので、そこで反応良く伸びてくれました。少し強引になってしまったところがありました。この馬はまたトモの緩さ、幼さがあり、まだまだ改善の余地があるので先々良くなると思います。楽しみですね。佐藤悠太調教師の初の重賞制覇に協力できたことも良かったです」
2着
クレーキング(D.レーン騎手)
「スタートを切るタイミングで、ジャンプして、遅れました。後ろからいい形で行けましたが、直線では内から勝ち馬が出てこようとして2、3回接触がありましたし、外に切り替える動きもありました。今日はアンラッキーでした」
3着
メイショウズイウン(武豊騎手)
「スタートで躓いて、その後も進んでいきませんでした。ペースが遅かったので、外に出して上げていって、手応えも悪くなかったのですが、決め手のある馬にやられました」
4着
ベリタバグス(藤岡佑介騎手)
「ポジションをキープしていれば4コーナーはいい形で回れたと思います。終始狭かったですし、手応えのぶん一列下がってしまいました。扱いやすくて、進み良く、いい馬です」
5着
ヒルノハンブルク(坂井瑠星騎手)
「行きっぷり良く、良い雰囲気で運べました。強い馬を相手によく頑張っていると思います」
6着
ナンヨーパワフル(鮫島克駿騎手)
「具合はとても良く感じていました。前に行くと物見をするようなところがあり、馬を置く形で進めました。相手が強くなっても相手なりに走れる感じです」
8着
テスティモーネ(菱田裕二騎手)
「ここまでいい内容のレースをしていましたし、いいレースがしたかったのですが、良い結果を出せず申し訳ないです」
9着
ベルベルコンパス(北村友一騎手)
「気持ちが入っていない感じでした。終始促さないと自分から進んでいく感じがありませんでした。体はいいのですが、気持ちの面で走れていないのではないかと思います」