「京都新聞杯・G2」(10日、京都)
前走のひめさゆり賞を豪快に差し切って頂点の舞台へ望みをつなげた
デルアヴァー。ダービー(6月1日・東京)出走へ賞金加算をするべく、京都新聞杯で全力投球を目指す。「前走は強い勝ち方でしたからね。以前は頭が高くて前に進んで行かなかったが、馬体全てが良くなった」と松永幹師は上昇度に目を細めた。
デルアヴァーの祖母は指揮官が騎手時代の05年に天皇賞・秋を勝った
ヘヴンリーロマンス。思い入れが深いゆかりの血統だ。「母もそうだったけど、この馬も
パワー型でスタミナが豊富。上はダートで活躍しましたが、芝で結果を残してきましたし、祖母は
ヘヴンリーロマンス。楽しみですよ」と期待を寄せる。
まだ、1勝クラスを勝ったばかり。ダービー出走にはここでの賞金加算が必須となる。「ダービーへ行きたいからね。それだけの素質は持っています」。東上最終便となるG2で最後のチャンスをモノにする。