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【南井克巳元調教師 豪腕の視点】アスコリピチェーノ ルメールさすがのひと言につきる 末脚勝負で一番切れた

2025年05月19日 06:00

 ヴィクトリアマイルを制したアスコリピチェーノ(17)=撮影・持木克友

 「ヴィクトリアマイル・G1」(18日、東京)

 最後方からの競馬となった1番人気のアスコリピチェーノが直線大外から差し切り、23年阪神JF以来のG1・2勝目を挙げた。今年G1初勝利を飾ったクリストフ・ルメール騎手(45)=栗東・フリー=は21年グランアレグリア以来の同レース4勝目。黒岩陽一調教師(44)=美浦=は安田記念(6月8日・東京)への参戦プランも示唆した。首差の2着に4番人気のクイーンズウォーク、3着に7番人気のシランケドが入った。

  ◇  ◇

 いやぁ、迫力のあるゴール前でした。G1というものはこういうレースだな、と。もともとメンバー的にもそろっていましたが、最後は5頭の競馬で、特に上位3頭はどれが勝ったか分からなかったほどでした。

 勝ったアスコリピチェーノはすごいですね。15番手から進めて、もう届かないのかなと思いましたが、さすがです。ルメールジョッキーも馬の力を知っていたのでしょう。4歳馬なので若馬と違ってレースを経験していますし、何度も乗っているので手応えを把握していました。末脚勝負で一番切れたのが、この馬。ゴール前の接戦をモノにしましたし、ジョッキーもすごいですが、馬の状態も良かったのだと思います。本当に、見ていてもいいなと思う、いいレースでした。

 クイーンズウォークは2着でしたが、こちらも今は状態がいいのでしょう。3着のM・デムーロのシランケドも、最後は馬群をさばきながらよく伸びてきました。池添君のアリスヴェリテもうまく逃げましたね。突く馬がいませんでしたし、単騎逃げで行けました。残り200メートルあたりでは押し切ったかなと思いましたが。全馬、力がきっ抗していたのでしょう。

 ユタカ君のボンドガールは見せ場がなかったですね。テンから押さえて、しまいも弾けず。去年のNHKマイルCでもいいなと思っていたんですが不利があって、そこから今回は馬が良くなっていいなと思っていたので…よく分からないですね。あんな馬ではないと思いますし、どこかで勝つと思いますよ。(元JRA調教師)

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