シュタルケ騎手騎乗のハグが直線抜け出す。 (カメラ・高橋 由二)
5月31日の京都9R・鳳雛S(3歳オープン・リステッド、ダート1800メートル=9頭立て)は
アンドレアシュ・シュタルケ騎手が乗った単勝5番人気のハグ(牡3歳、栗東・藤岡健一厩舎、父
ジャスティファイ)が4コーナー2番手から直線で抜け出し、2着馬に2馬身の差をつけて勝利した。これでデビューから6戦2勝とした。オープン競走は初勝利。2着に4番人気の
シャルクハフト(坂井瑠星騎手)が入り、さらに首差の3着に6番人気の
ハギノコラソン(岩田望来騎手)が続いた。勝ちタイムは1分53秒8(良)。22年のセレクトセール当歳
セッションで、4300万円で取引されていた。
騎乗したシュタルケ騎手は「これぐらいの距離があった方がいいですね。追ってからの反応も良く、最後まで伸びてくれました」と笑みを浮かべた。
管理する藤岡調教師は「展開も良かったですね。スローの3番手で。もまれなければ走れます。このあとは様子をみて、レパードS(8月10日、新潟)を考えたい」と明るい表情だった。