京都11Rの第8回葵ステークス(3歳GIII・芝1200m)は15番人気
アブキールベイ(岩田望来騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒3(良)。3/4馬身差の2着に13番人気
クラスペディア、さらにアタマ差の3着に8番人気
レイピアが入った。
アブキールベイは栗東・坂口智康厩舎の3歳牝馬で、父
ファインニードル、母アゴベイ(母の父ハーツクライ)。通算成績は7戦3勝。
レース後のコメント
1着
アブキールベイ(岩田望来騎手)
「この馬にはこれまでにも騎乗していて、好印象を持っていましたので、自信を持って乗れました。道中のペースは速く、良いところで折り合いもついて脚が溜まっていました。そして、最後に良い脚を使ってくれました。小さな牝馬ですが、成長すれば上のクラスでもやれると思います」
2着
クラスペディア(小崎綾也騎手)
「今日は1200mでしたので、
スピードを殺さず、スムーズにレースをするのが最優先事項でした。いつもはポジションを気にせず馬のリズムで行っていましたが、今日はポジションにこだわりました。この馬のダッシュ力なら先手を取れるのではないかと思いました。馬場は、3コーナーは良くなかったですが、直線のラチ沿いは大丈夫でした。いつもより狙った競馬をした感じです」
3着
レイピア(柴田裕一郎騎手)
「ゲートを出てすぐに一度挟まれる形になりました。そこでリズムを崩しましたが、途中からリズムを取り戻してくれて、サッと上がっていくことができました。ラストもいつも以上にいい脚を使ってくれました。道中リズムを取り戻してくれたことが良かったです。よく頑張ってくれました」
4着
サウスバンク(西塚洸二騎手)
「馬は素晴らしかったです。1200mも合っていると思います。課題はあるかもしれませんが、最後は自分が出しすぎました」
5着
モジャーリオ(斎藤新騎手)
「前回がロスのある競馬で、ゲートさえ出ればと思っていました。決め手のある馬には負けてしまいましたが、この馬の力は出してくれたと思います。この着差で、よく頑張ってくれました」
6着
ダンツエラン(団野大成騎手)
「(初めての)1200mでスタート良くある程度追走させようと運びました。ただ、ス
プリントを使ってきたメンバーのなかで、馬もギャップを感じていたようです。途中から噛み合って、しっかりいい脚を使っています。今日のレースがきっかけになれば、次はもっと良いレースができると思います」
7着
ベイビーキッス(菊沢一樹騎手)
「スタートよく逃げようかとも考えましたが、外から主張する馬がいたので控える形で運びました。流れも速くこの馬も苦しくなったなか、よく頑張ってくれました」
9着
カワキタマナレア(鮫島克駿騎手)
「ここ2戦が嫌な負け方でしたし、同じことを繰り返して走らない方向に気が向くのが嫌でしたので、より丁寧に運んで、終いを生かさないと、と思っていました。内容は悲観することはないと思います。馬場も、時計が速くて、前が止まりませんでした。いろいろと噛み合いませんでした」
14着
ポッドベイダー(荻野極騎手)
「道中が、今までと比べて、思ったより進んでいきませんでした。こんなものではないと思います。また改めてです」