厩舎周りで運動するサンアントワーヌ(撮影・郡司修)
芝1400メートルの土曜東京6Rでデビューする
サンアントワーヌ(牝=鹿戸、父
ドレフォン)が上々の動きを見せている。4日には美浦芝コースを馬なりで5F67秒7〜1F11秒4。鹿戸師は「食いが細い面はあるけど、調教の動きはとてもいい。軽くていい
スピードがある」と評価した。
僚馬で1歳上の半兄
ピックデムッシュ(父
レイデオロ)は未勝利→山吹賞と連勝中の期待馬。「お兄さんは長いところが合うけど、妹は気持ちも前向きで
ドレフォンを受け継いでいるんじゃないかな」と7F戦を選択した経緯を説明する。ゲート試験を合格後は再放牧。成長を促し、帰厩後はオープンクラスの古馬と併せて態勢を整えた。「上の馬と併せても、しっかり動けています」と指揮官の評価は高い。レーン騎乗で挑む初戦。来春の桜に羽ばたく走りを見せるか。