28日の小倉8R(ダート1700メートル)で、締め切り直前まで単勝1番人気に支持されていた
ネティフラウ(牝3歳、栗東・西園翔)が、発馬機内で転倒。そのまま動かず競走除外となった。
発走を前に順調に枠入りが進められていたが、走る方向に尻を向け、右半身を下にした体勢で転倒。暴れるそぶりもなくそのまま動かなかった。
所属するサンデーサラブレッドクラブはレース後にホームページを更新。「ゲート内でひっくり返ってしまい、その時に首が後ろ扉と接触し動かなくなりました。JRAの診療所に運ばれて獣医師による検査を行ったところ、頸椎を骨折しているとともに死亡が確認されました」と説明した。レースは予定時刻から約20分遅れて発走した。
騎乗予定だった吉村誠之助騎手(19)=栗東・清水久=は、
ネティフラウが発馬機内で転倒した際に負傷。11Rの
カマチョクインなど、その後の4鞍で乗り代わりとなった。