「北九州記念・G3」(6日、小倉)
夏の小倉名物となった電撃戦。快速自慢が集ったが、データ班のイチ推しは3歳馬
アブキールベイだ。前走の葵Sでは、15番人気の低評価を覆す激走でタイトル奪取。小柄な牝馬で古馬相手にハンデ53キロと決して楽ではないが、舞台は3走前に特別戦を制した相性のいい小倉。今の充実ぶりなら、重賞連勝の可能性も十分だ。
▼傾向(過去10年)
06年からサ
マースプリントシリーズに組み込まれ、距離が芝1800メートル→1200メートルに変更された。
▼人気
1番人気〈0・4・1・5〉
2番人気〈1・0・1・8〉
3番人気〈2・2・1・5〉
4番人気〈0・2・1・7〉
5番人気〈2・0・1・7〉
上位人気馬の信頼度はかなり低い。
▼ハンデ
トップハンデ馬は10、2、3、1、6、1、5、17、6、16着(同ハンデの場合は先着馬が対象)。
▼
ステップ 重賞〈7・7・7・83〉
OP競走〈2・3・3・49〉
準OP〈1・1・0・12〉
勝ち馬9頭が芝1000〜1200メートルのオープン競走、重賞から参戦。同全頭が中2〜6週のローテだった。
▼前走内容
勝ち馬8頭が5着以内かつ、負けても0秒6差以内だった。同じく8頭が7番人気以内。
▼性齢
3歳馬〈2・1・2・17〉
4歳馬〈3・2・4・19〉
5歳馬〈1・6・1・40〉
6歳馬〈3・1・3・37〉
7歳以上〈1・0・0・30〉
各世代から勝ち馬が出ているが、勝率で比較すると5歳馬と7歳以上は劣勢。牝馬は〈6・5・7・55〉と大活躍。
▼重賞実績
勝ち馬7頭に連対経験があった。
▼距離実績
勝ち馬8頭が芝千二で2勝以上を挙げていた。
▼決め手
逃 げ〈2・1・1・6〉
先 行〈3・5・2・28〉
差 し〈4・3・4・61〉
追 込〈1・1・3・48〉
勝ち馬8頭が前走の4角(直線競馬出走馬は残り3F地点)を6番手以内で通過するか、最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目クリアはなし。減点1で2頭が並んだが、前走重賞組が強いことから当欄では
アブキールベイを推奨。重賞連勝なるか-。(記録室)