「新馬戦」(6日、小倉)
17年菊花賞馬
キセキの
ファーストクロップとなる
サイン(牡2歳、栗東・佐藤悠)が、日曜小倉5R(芝1800メートル)にスタンバイ。馬体重は520キロ前後。父譲りの雄大な馬体を誇り、佐藤悠師は「緩さがまだ残っている」としつつも、「手脚が軽いです」と重苦しさを全く感じていない。
2週前の栗東CWでは6F80秒7-35秒6-11秒3をマーク。そして、1週前には松山を背にラスト1Fを11秒1でまとめてみせた。一連の調教過程に師は「いい馬です。ゲートも速いですし、テンの
スピードもある。体力もありそうです」と上々の手応えを伝える。
使えばさらに良くなりそうな雰囲気が漂うが、先週の日曜小倉6Rで新馬戦初勝利を飾った厩舎の勢いに乗り、種牡馬としての初陣となる父に白星を届けたい。