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今年のセレクトセールにも注目が集まる 国内の“セリ”って何種類あるの?

2025年07月08日 12:00

ノーザンホースパークで開催されるセレクトセール(c)netkeiba

 今年は国内で13のサラブレッド競り市場が開催される。1月のジェイエス冬季繁殖馬セールに始まり、春は2歳馬のトレーニングセール、夏はセレクトセールやセレクションセール、サマーセール、そして秋にはオータムセールやノーザンファーミックスセールが待っている。ここではその中で代表的なものをいくつか紹介したい。

 当歳馬を購入できるのはセレクトセールとノーザンファーミックスセールの2つだ。特にセレクトセールには社台グループはもちろん、それ以外の大手牧場の良血馬も集うので、注目度が高い。1億円を超える高額取引も珍しくなく、今年も大いに盛り上がるだろう。

 一方、1歳馬は6月の九州1歳市場からスタート。そして北海道のセレクトセールやセレクションセール、サマーセールで活況を呈する。秋以降もセプテンバーセールとオータムセールに多くの馬が上場されるので、約半年に渡って競りが続くこととなる。また、繁殖牝馬が取引されるのはジェイエス主催の2回の繁殖馬セール、そしてノーザンファーミックスセールの3つ。近年は良血馬が多く上場されるミックスセールの存在感が増している。

 さて、今年のセレクトセールは7月14日、15日の2日間、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催される。セレクト出身馬は今年もフォーエバーヤングが沙G1・サウジカップ、ダノンデサイルが首G1・ドバイシーマクラシック、カムニャックがオークスを制するなど、GI戦線で活躍している。もちろん、今年の上場馬の中にも、未来のスターホースが多くいるはず。グリーンチャンネルで生放送があり、YouTubeでも生配信されるので、是非ともチェックしてほしい。

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