◆第48回帝王賞・Jpn1(7月2日、大井競馬場・ダート2000メートル)
第48回帝王賞・Jpn1は2日、大井競馬場の2000メートルを13頭(JRA5=
メイショウハリオは食道閉塞のため競走除外、南関東7、他地区1)が争う。上半期のダート王決定戦でV最有力候補に挙げられるのが
ミッキーファイト。キャリア8戦の4歳馬だが、前走の
アンタレスS・G3はじめ重賞3勝を含む8戦5勝。大井2000メートルは、昨年のジャパンダートクラシック・JpnIで
フォーエバーヤングの0秒2差2着で経験済み。歴戦の強豪相手でも、ダート王の座を狙う資格は十分ある。
◆陣営コメント◆
〈1〉小久保智調教師(
ヒーローコール)「相手がそろってどうかだが、状態は変わりない。次につながる競馬をしてほしい」
〈2〉田中博調教師(
ミッキーファイト)「まだ成長途上だが、少しずつ体質は強くなっている。体つきも少しずつボリュームが出て、ダート馬らしくなってきている」
〈3〉山口助手(
アウトレンジ)「間隔がそれほど空いていなかったので、仕上げやすかった。広い馬場に悪いイメージはない。前が残ればなおいい」
〈4〉吉原寛騎手(
シンメデージー)「中間に一度乗せてもらい、疲れも取れた感じで動きは良かった。4歳になって心身ともに成長を感じる。馬群も問題ない」
〈5〉荒山勝調教師(
ディクテオン)「前走はレース中に落鉄し、ツメが欠けた。それであの走りをしてくれたからね。帰厩後は状態を上げている」
〈6〉佐々木晶調教師(
ラムジェット)「絶好調とは言えない。体は少し大きくなり、古馬っぽくなった。大井は国内だし、(馬場は)何も心配していない」
〈7〉小久保智調教師(
オピニオンリーダー)「状態は変わりないが、相手が強いからね。今後のために経験が積めれば」
〈8〉藤田輝調教師(
ヴィアメント)「前回はいい脚を使ってくれた。相手はそろったけど具合はいい。相性のいいクアトロ騎手にも期待したい」
〈9〉
メイショウハリオ=競走除外
〈10〉渡辺和調教師(
ミックファイア)「最終追いは思った以上に動けたし、その後の雰囲気もいい。馬場も以前より軽くなっているのはいい。スタートを決めて前、前から競馬ができれば」
〈11〉渡辺和調教師(
キタノヴィジョン)「前走後に硬さが出てケアしながらの調整だが、本追い切りの動きは良かった。意外性のある馬で、そこに期待したい」
〈12〉高木登調教師(
ウィルソンテソーロ)「遠征の疲れはなく、力は出せそう。前回はドバイのペースだと2000メートルは長すぎた。今回の方がペースも緩いと思うし、いい競馬をしてくれるのでは」
〈13〉高岩孝調教師(
グランデマーレ)「メンバーが強力なのでなんとかついていって、直線で勝負ができれば」
〈14〉中舘英調教師(
ノットゥルノ)「前走は絡まれたり厳しい競馬だったけど、よく頑張っている。相手は強くなるが、大井も走れているし、条件的には今回の方がいい」