◆巴賞・オープン(7月13日、函館競馬場・芝1800メートル)=7月8日、函館競馬場
都大路S6着の
ケイアイセナ(牡6歳、栗東・平田修厩舎、父ディープインパクト)は、角馬場でのハッキングの後、Wコースを1周半。只松助手は「輸送がうまくいって、元気いっぱいで順調です。先週末(6月29日)に(栗東で)大きめを乗って、いくぶん前向きさが出てきましたし、状態は上向いています」と納得の表情を浮かべた。
前走は激しい先行争いのなかハナを主張。差し馬が台頭する速い流れになったが、6着に踏ん張った。単騎逃げがかなった2走前の福島民報杯は最後までしぶとく脚を伸ばして3着。自分のリズムで運べればオープンでも上位の力はある。同助手は「前々走は逃げ粘っていたし、絡まれずにスムーズな形が理想ですね」とうなずいた。
初の洋芝への対応がカギとなるが、重馬場で逃げ切っており、稍重でも2着が1回。力の要る馬場も苦にしないタイプだ。「乗っていると
スピードだけではなく、力強さも感じます。洋芝もこなしてくれないかなと思っています」と同助手は期待した。