3歳上1勝クラスに出走予定のミラージュナイト(今年3月撮影、ユーザー提供:あまに煮さん)
名牝
ラキシスの6番仔となる
ミラージュナイト(牡3、栗東・辻野泰之厩舎)が、日曜札幌9Rの3歳上1勝クラス(芝2000m)で2勝目を狙う。
ミラージュナイトは父バゴ、母ラキシス、母の父ディープインパクトの血統。母は14年のエリザベス女王杯、15年の大阪杯の覇者。半兄の
マキシは現役のオープン馬。叔父の
サトノアラジンは17年の安田記念など重賞を3勝している。角居勝彦厩舎で調教助手として現役時代の母に携わった辻野泰之調教師の管理馬となった。
ここまで5戦1勝。昨秋のデビュー2戦は2着、4着だったが、ここでひと息入れたことが正解だった。休み明け初戦となった今年1月の未勝利で待望の初勝利。続く前々走の若駒Sでは折り合いに苦労しながらも、しっかりと脚を使って0秒2差の3着に食い込んだ。そして前走のすみれSは0秒2差の2着。惜しくも賞金加算を果たせず、春のクラシック出走は叶わなかったものの、相当なポテンシャルを秘めていることは間違いない。
今回は立て直して迎える復帰戦だ。古馬との初対決となるが、1勝クラスでは明らかに力上位。あっさりと突破して、秋以降の飛躍につなげてほしい。