横山和生騎手が騎乗し、芝コースで力強いフットワークをみせたハヤテノフクノスケ(カメラ・高橋 由二)
◆第61回札幌記念・G2(8月17日、札幌競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り=8月7日、函館競馬場
ハヤテノフクノスケ(牡4歳、栗東・中村直也厩舎、父
ウインバリアシオン)は芝コースで5ハロンを、重馬場を苦にすることなく、力強いフットワークで駆け抜けた。コンビを組む横山和生騎手=美浦・フリー=は23年11月の新馬戦2着以来、久々の手綱。「今週の追い切りで素軽くなってくれれば」とさらなる上昇を見込んだ。
「相変わらず不器用な面が目立つけど、この子なりに、しっかりこのクラスまで来たという動きをしていました」と印象を明かした鞍上。北海道では、前走の函館記念2着を含め《1》〈4〉〈2〉〈2〉着の洋芝巧者でもある。初の重賞制覇へ着々と準備を進めていく。