エルムS2025に出走予定のウィリアムバローズ(今年5月撮影、ユーザー提供:たろさん)
土曜の札幌は天気が崩れそう。そこでエルムS(3歳上・GIII・ダ1700m)が道悪になった場合の注目馬を紹介したい。
まずは近10年のエルムSのうち、重〜不良だった3回を振り返ってみよう。すると3角で3番手以内だった馬が2勝、2着3回、3着1回の超好成績を収めていた。そういった意味では
ウィリアムバローズ(牡7、栗東・上村洋行厩舎)が狙い目だ。控えても競馬ができるタイプだが、理想はハナ。ここは行き切れそうなメンバー構成なので、重賞3勝目を期待したい。
そしてもう1頭、
マテンロウスカイ(セ6、栗東・松永幹夫厩舎)も侮れない。ダート経験は前走の
マーチSの1戦のみだが、当時は好位インから3角で先頭に立ち、そのまま粘り込んでの2着。揉まれる形も何のその、砂適性を十二分に示す走りだった。
ウィリアムバローズの横山武史騎手に対し、こちらは横山典弘騎手なので、同じ先行馬でもうまく兼ね合いをつけるはず。父子ワンツーの可能性は十分にあるとみて、2頭の馬連&ワイドは必ず買っておきたい。