◆第45回新潟2歳S・G3(8月24日、新潟競馬場・芝1600メートル)
皐月賞馬
ミュージアムマイルの半妹
フェスティバルヒル(牝2歳、栗東・四位洋文厩舎、父
サートゥルナーリア)が重賞初勝利を狙う。デビュー戦V後は、秋まで休ませるプランもあったが、馬体の回復が早かったため、ここに矛先を向けてきた。デビュー前から将来性の高さを評価していた四位調教師も「非常に素質がありそう。ここで賞金を加算できると先の見通しが明るくなる」と期待を込めた。
1週前には初コンビを組む石橋脩騎手が手綱を執り、
セイキュート(3歳1勝クラス)と併せ馬。年長馬を4馬身ほど追走し、頭差遅れたが6ハロン85秒2―11秒3。柔らかいフットワークでラストの伸びも軽快だった。「ゆったりと
リラックスして走れるように調整している。オンオフを使い分けられるようになっている」と精神面の成長にも目を細めたトレーナー。きょうだいクラシック制覇へ、ここを足がかりにする。