ルメール騎手騎乗のグリオンヴールが直線抜け出し完勝(カメラ・高橋 由二)
8月23日の札幌5R・2歳新馬(芝1500メートル=9頭立て)は、単勝1・2倍の圧倒的1番人気に支持された
グリオンヴール(牡、美浦・宮田敬介厩舎、父
エピファネイア)が、デビュー戦を白星で飾った。19年のジュライCなど英G1を2勝した
テンソヴリンズを伯父に持つ血統馬。勝ち時計は1分30秒9(稍重)。
スタートはひと息だったが、すぐに行き脚がついて好位2番手へ。余裕の手応えで直線を向くと、1頭だけ次元の違う脚いろで2着の
ミアエッテに7馬身差をつける圧勝だった。
クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=は「いいデビュー戦でした。スタートでちょっとびっくりしていたけど、スローペースでポジションを上げていけて、徐々に加速してくれた。まだ子供っぽくて、
エピファネイア産駒だからゲート裏でちょっと
テンションが高かった。距離はこれくらいがいいです。体付きもマイルっぽい」と評価した。