松本好雄オーナー(87)が23日、中京3Rを
メイショウハッケイで勝利し、個人馬主として史上初のJRA通算2000勝を達成した。騎手時代に
メイショウマンボで13年オークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制すなど縁の深い武幸四郎調教師(46)=栗東=は「偉大過ぎる数字ですよね。自分のことではないけど、めちゃくちゃうれしい。みんなそう思っているんじゃないかな。みんなが会長のために頑張りたいって気持ちだと思うよ。今後も(オーナーに)貢献していきたいし、ずっと長く競馬を楽しんでいてもらいたいです」と喜びと感謝の気持ちを口にした。
「もちろん
メイショウマンボは思い入れがありますが、僕の騎手としてのデビュー戦(97年
メイショウユリヒメ6着)から会長の馬でしたからね。他にも思い出はあり過ぎます。これだけ個人オーナーで長く楽しんで2000勝というのが本当に尊敬と感謝の気持ちです。個人的にもそうですし、競馬界全体もそういう気持ちなんじゃないかなと思います」と、万感の思いをかみしめていた。