新潟10R・朱鷺S(芝1400メートル)は中団から鋭く伸びた5番人気グレイイングリーン(牡7＝池江、父ディープインパクト)が逃げ粘るデュガをかわして快勝。通算5勝目でオープン初Vを飾った。

　荻野極は「良馬場で迎えられたのがまず良かった。多少流れて、折り合いもピタリとつきました。最後は渋くなりましたが、標的がいれば、まだ伸びそうな勢い。ここにきて充実しています」と称えた。朱鷺Sは4年連続出走でついに結実した。

　池江師は「4度目の正直。悲願でした。新潟は馬場が軽くなるし、暑さには強いので毎年ここは狙っていました。賞金を加算できたので、この後レースに使いやすくなりますね」と笑顔がはじけた。