WASJ個人戦で優勝したハマーハンセン(中央)。左は2位のウィリアムズ、右は3位の坂井
「2025
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」(24日、札幌)
初日の2戦を4、1着でまとめ、首位で2日目を迎えた
トール・
ハマーハンセン騎手(25)=ドイツ=が第3戦も制してラ
イバルを突き放し、計73ポイントで初出場初優勝を飾った。2位は66ポイントのクレイグ・ウィ
リアムズ騎手(48)=豪州、3位には40ポイントで坂井瑠星騎手(28)=栗東・矢作=が続いた。団体対抗戦はJRA選抜が202ポイント、WAS選抜(外国人&地方騎手)が246ポイントで、15年の初開催から初めてWAS選抜が勝利した。
3年連続3度目の出場で初優勝を狙った坂井だったが、2年連続の3位。第1戦で勝利して一時はトップに立つも、その後は勝ち星がなかった。それでも「残念だったけど、
オーストラリアでお世話になったウィ
リアムズと戦えてうれしかった」と満足そう。秋には再び
シンエンペラーとともに凱旋門賞(10月5日・仏パリロンシャン)に挑戦する予定で、「そこに向けて頑張りたい」と力強く結んだ。